2025.12.31

今年もお世話になりました

昨日で、今年の授業は終了いたしました。
来年も宜しくお願いいたします。
1/4の9時からスタートいたします。
2025.12.30

新任講師のご紹介

〇小澤 英先生〇

ウィーン応用芸術大学修士課程修了

海外の美術大学で5年間学んできた先生です。
油絵はヨーロッパ生まれなわけですから、「日本式」ではない正式な理論が学べます。

現代アートが詳しいです。
一般絵画教室と子供絵画教室に着任していただきます。

コンテスト 群馬青年ビエンナーレ 入賞
      ハウスウィーン 入賞など
2025.12.23

冬期講習会から入試直前講習会へ

1年の締めくくりと言えばクリスマスと大晦日。
でも受験生にとっての締めくくりは、
大学に合格する日です。

新年ならぬ新入学を迎えるためには、やはりラストスパートの冬期講習会と直前講習会!
 
冬期講習会は12/26から1/6(12/31、1/1.2.3は休み)。
そして直前講習会は1/10からスタート。
対策課題を積み重ねて一気に合格レベルに上げましょう。

この直前講習会の特徴は、『完全個別カリキュラム』。
多岐に渡るデザイン工芸科入試による受験日程や、高校の登校日などに合わせて、受験生各自が入試対策の計画を立て、講師が内容確認したのちに出題するシステムになっています。

「第一志望の対策だけやりたい!」

「受ける大学全ての対策を平均的にやりたい!」

「高校が終わった後の1時間だけでも制作したい!」

「この課題に集中したい!」

といった受験生の様々な希望に沿って課題を行うことができます。

入試までに残された時間を無駄なく最大限に活用しましょう!
2025.11.30

■2025-26冬期講習会■

今年度の受験生には合格を引き寄せるための具体的な対策課題をご用意しています。個人対応カリキュラムにより入試対策はバッチリです。また、継続される受験生は入試終了までの日程を講師と具体的に決めていきます。制作内容と日程が計画されれば、入試に向かって真っ直ぐ制作に没頭できるはずです。
まだ入試が先の生徒には、経験に応じた基礎と展開の授業をおこないます。 プロこそ基本に忠実であるべきと思います。
2025.11.29

因縁の石膏像

第二次ベビーブーム世代が受験生だった時代、藝大デザイン科の受験生は2000人を超えており、石膏デッサンの一次試験は受験番号の奇数と偶数の2組に分けられ2日間に渡って行われていました。
当時美術予備校に通い始めた私は、1年目にもかかわらず運良く一次試験を合格して気分よく浪人した翌年の藝大一次試験。
石膏像はパジャント。
前列見上げで左斜め45度のベストポジション!
描き出しから調子よく進んでいく中、「これくらい描ければ去年合格したんだから一次は受かるだろう。」と…、こともあろうに制作途中に思ってしまったのです。
邪念が湧いたデッサンの結果は、当然一次落ち。
力が無いのに中途半端な結果を出すと、ろくなことになりません。
(自分の性格の問題ですが…)
絵を、藝大を、入試を舐めていたことを猛烈に反省することとなり、翌年、私立美大に通いながらストイックに制作へ打ち込んで、やっと藝大合格。
あれから30年以上経った今でもパジャントを見ると、苦い記憶が蘇ります…
前置きが長くなりましたが、そんな因縁の石膏像を紹介↓


制作年代  頭部:2世紀頃/胸部:1600年頃に彫刻家によって補足
収蔵美術館  パリ・ルーブル美術館
原形はルーブル美術館に収蔵されている「ベレニケ(Berenice)」という彫像。
1999年以前はこの彫像を「バシャント(Bacchante)」や「イシス(Isis)」と呼んでおり、現在は「イシスの姿をしたベレニケ像」と解釈され、日本国内での名称「パジャント」は、以前の名称「バシャント」が変化したもののようです。
因みに「ベレニケ」とは、古代エジプト・プトレマイオス朝の女王・王妃を指すとされています。

マケドニア朝ギリシャの貴族であったベレニケ1世は、古代エジプトのファラオだったプトレマイオス1世と結婚し、後に女王となった人物で、古代エジプトの王妃、またはイシスの姿をした王妃の肖像彫刻であるとされ、左右対称で正面を見据える表情の理想化された形態の彫刻は、エジプト文明や古代ギリシャ文明やローマ帝国全域で崇拝されて多く製作されたそうです。

※一般教室のパジャント像は12月30日までセットされています。
2025.10.28

11/25(火)に無料体験入学を開催いたします。

△全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
△個別無料体験入学もございます。日程をご指定頂き、PM5-PM8に体験できます。
2025.10.19

絵画技法講師の吉川聡です。
昨日から私の作った紅色顔料が、上野の日本画材店「金開堂」様から発売されました。
紅色は古来から使われ、口紅などで有名です。口紅の語源とも言えますね。
しかし、本当の紅は大変高価なためほとんど合成です。
なぜならば、紅花から取った色素の1%しか紅色が取れないからです。後の99%は黄色。
貴重ですね。
2025.10.18

展示のお知らせ

デザイン工芸科と一般絵画教室で講師をしている清野融の展覧会の案内です。
東京南青山のGallery Storksで開催のcontext2025に出品しています。
是非御高覧ください。

■Context2025 (コンテクスト2025)
■2025年10/29(水)~11/8(土) 12時〜19時(最終日:17時) ※火曜日休廊
■Gallery Storks
〒107-0062  東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F  03(3797) 0856

■参加アーティスト
五島三子男
松浦延年
山口俊朗
清野融
相馬博
松林彩子
2025.09.30

高等学校 美術科入試対策

高等学校から、美術を専攻される方は結構いらっしゃいます。
神奈川県では、課題的に基礎が優先されるようです。
注意点ですが、実技得点の割合が美大に比べて低いため、勉強の成績で入試校を判断すると良いようです。
頑張ってくださいね!

基本の構図の注意。大きくても小さくても違和感があります。モチーフの範囲がおおよそ画面の6割位がおススメ。
2025.09.27

今月の石膏像

美術の世界にいる私たちにとって石膏像は基礎学習時に一緒に過ごしていたことから、その人物達に何となく親近感を持っていたりします。
何世紀ものあいだ語り継がれている歴史上の偉大な人物なのにも関わらずです。

10年前位に流行したアニメ『石膏ボーイズ』や、未だに根強く人気のある(?)『ガチャガチャのミニチュア石膏像』などの存在からしてもこの感覚を共有できる人たちが多くいるのではないでしょうか。

今回紹介する御方は『アグリッパ』。
正式にはマルクス・ウィスパニウス・アグリゥパ(紀元前63年 - 紀元前12年)
この個性的でたくましい骨太顔は印象深いですね。
そしてやっぱりこの人も偉大な人物。
一世紀に亘る内乱状態の古代ローマを、ローマ帝国の初代皇帝となるアウグストゥスと共に帝政を樹立させて平和をもたらせた人物なのでした。

アウグストゥスは若い頃から頭脳明晰ながら病弱で軍略に弱く、対してアグリッパは若い頃にガイウス・ユリウス・カエサル(シーザー)から軍才を見出された屈強な軍人で、同年代のアウグストゥスとアグリッパは互いに補い合う名コンビだったわけです。
また現在ローマに残っているパンテオンを建造したり、南仏のポン・デュ・ガール(水道橋)、南仏ニームのメゾン・カレーなども建造しています。

皇帝アウグストゥスは自身の病弱さを憂い、自分の後継の皇帝としてアグリッパを立てたのち、アグリッパの子に帝位を継承させようとしていたのですが、アウグストゥスよりも屈強だったはずのアグリッパやまたその子たちが先に逝去してしまったそう…。
もし仮にアグリッパが皇帝になっていたら石膏像(彫刻)はもっと立派で派手なつくりになっていたのかもしれません☆

アグリッパ像は10月まで一般絵画教室でモチーフになっています。
生い立ちを知ると興味がそそられて描く気持ちも変化してきますね!